K林さんの便り
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当センターでは、
自然な変化を大切にしていきます。
K林さんが、
季節や気候の変化をたよりにのせて、
送っていただいているものです。
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★2008.3.11
春の雨はやさしいと歌われています。
冬枯れの地中から
芽を出さんとする草花や 芽ぶく梢(こずえ)にとって、
春の雨は垂乳根(たらちね)の恵です
★2008.3.12
三月になると例年の如く道路工事が始まります。
理屈はさておき、
その工事場の荒ぶる土にも 犬ふぐりの花が咲いています。
★2008.3.13
辛夷(コブシ)の花が咲き始めます。
雪解空に白い花 が咲くを見ると、
春の到来を確信します。
色さきがけて白い花が咲くことに気がひかれます。
★2008.3.14
春塵について雪国生まれの私は感慨深いものがあります。
冬の間、雪の上に何層にも積もった塵が
雪解けと共に乾き
春風に吹き飛ばされるものです。
冬の積もった苦楽が吹き飛ぶ如くです。
★2008.3.17
私は寝床に入って
時代物を読むことを楽しみにしています。
特に冬場、
冷え込む室内に蒲団のぬくもりにくるまり、
果報は寝て待つ心境で譚海(たんかい)へ
潜り込んでゆきます。
★2008.3.18
木蓮の花が咲き始めました。
白木蓮の大木が全開する様は
妖然としております。
白木蓮が開花する直前は白い鳥が
枝に群れているようです。
★2008.3.19
暑さ寒さも彼岸まで
★2008.3.21
四温(しおん)の日曜日、
散歩の道筋にある公園を通りかかったら、
老夫婦と思われる一組の男女がフォークダンスのシャドーを
お互いに練習しつつ笑いあっていた。
足許(あしもと)では草の芽が出始めていた。
★2008.3.24
我家のベランダに”金のなる木”と言われる植木が
一本鉢に有ります。
今春も葉は黄金らしき色に変色し、ささやかな花も咲いています。
懐(ふところ)は寂しくても花は賑やかです。
★2008.3.26
先日、車の交通量の極めて多い大路で、車赤信号、
歩行者青信号なので横断歩道を渡っていたら、
車の途絶えた車道に雀が二〜三羽舞い降りて
何かを啄(ついば)んでいた。
一茶の句、雀の子そこのけそこのけ……を思い出した。
★2008.3.26
花が咲くと小鳥が集まってきます
★2008.3.27
通勤電車で長時間を往復する者にとって、
窓外の四季の変化を眺めることも楽しみです。
桜の季節となりました。
遠くに見える満開の桜が新築される高層ビルに
隠されないよう気にかかります。
★2008.3.28
霞立つ春暖の候、電車に揺られていると、
ついうとうとと睡魔に誘われます。
酒を飲んでいる時は終点で肩をたたかれたこともあります。
★2008.3.31
日本が桜の国であることは外国にもよく知られています。
外国のテレビ局の報道陣が靖国神社での開花宣言の様子を
収録していたテレビニュース番組を思い出します。
★2008.4.2
私の居室の真下に桜の大木が立っています。
わりに桜の木は有りますが、特にこの大木は豊麗な花を咲かせます。
満開の盛りに冷雨に佇む姿は桜の別の美しさを訴えているようです。
★2008.4.4
横須賀から海沿いに観音崎まで歩きました。
快晴微風の東京湾を眺う花も楽しみました。
神奈川、東京、千葉の高層建築に囲まれ東京湾は内海の様な感じも受けます。
江戸の海は何処でしょうか。
★2008.4.7
卒業のシーズンが去り、入学の頃となりました。
ここに私の鞄があります。小学生の頃から数えて何代目かの鞄です。
私の停年と共にこの鞄は退役となりましたが、私は戦友であるこの鞄が再び活躍できるか模索しております。
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